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ビットコインを実際に始めるには2

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取引所を選ぶ時のポイント


現在ビットコインの取引所は国内にも数多くあります。
ただこれから法整備が進んでいく過渡期にあり、中には信用できない取引所もあることも事実です。
マウントゴックス事件やビットフィネックス事件はいずれも取引所の問題が表面化したもので、これらの事件により、取引所選びはますます重要になっています。

この状況は初期FXと似ています。
改正外為法の1998年以降、高レバッジを売りにして、有象無象のFX会社が乱立しました。
中には、顧客の資産と会社の資産を分別していなかったり、度重なる重大なシステムエラーを繰り返したり、ひどい場合はそのまま持ち逃げしてしまったりと、顧客の資産が莫大な損失を被るケースも少なくなく、今後ビットコイン取引所も同じ運命を辿るかもしれません。

そんな中取引所を選ぶ時のポイントをいくつかご紹介します。
まずは、その取引所自体の安全性で、運営会社が信頼できるかどうかです。
顧客の資産との分別管理はもちろん、システムの安全性もチェックします。

次に、具体的なサービスについて、入金についてどのような種類があるのか、提携している銀行はどこかという点です。

そして意外と重要なのが出金手数料です。
入金は無料ですが、出金で手数料を取るところもあるのでしっかり確認しておきましょう。
さらに取引手数料はもちろん、取引ツールが使いやすいか、スマートフォン対応しているか、チャートは見やすいか、どんなテクニカル分析の表示が可能化なども確認する必要があります。

 

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

 

国内の主な取引所を知ろう


国内の主要な取引所について特徴を紹介していきます。
国内には、bitFlyer(ビットフライヤー)、bitbank(ビットバンク)、coincheck(コインチェック)、BTCBOX(ビーティーシーボックス)、Zaif(ザイフ)と言った主要な取引所があります。

bitFlyerは2014年1月設立の国内最大手のビットコイン取引所です
取引高は世界1位になる事もあります。
ビットコインにおいて、多くの人が取引している取引所を選ぶと言うのは大切です。
また、ビットコインのほかにイーサリアムを利用したイーサと言う仮想通貨も扱っています。

bitbankは2014年5月設立で、20倍のレバレッジ(取引会社に証拠金を預ける事で預けた以上の金額で取引できる、FXで一般的となった取引方法)をかけてビットコインFXを行うことが出来ます。
また、追証(追加の証拠金)がないのも特徴的です。
さらに、取引所以外に『ビットバンクウォレット』というサービスも行っています。
これはビットコインをオフラインで保管するコールドウォレットのことで、マルチシグ(送金をするのに複数の署名が必要な取引方法)を導入して社内のビットコイン管理体制を厳格化しているため安心と謳っています。

coinchekは、イーサリアム、LISK、Factom、Augur、Rippleなどの多彩なプラットフォーム上の仮想通貨の取引が可能です。
気になる会社のホームページもしっかりチェックして、用途に応じた取引所を選びましょう。

 

ビットコインの購入方法


具体的に取引所でビットコインを購入する手順について説明します。
購入をする取引所を選んだらまずはアカウントを作成します。
多くの場合、アカウントはメールアドレスだけでも作成可能ですが、日本円を入金したり実際に取引所でビットコインの売買を行ったりするには、銀行口座の登録や身分証画像をスマホなどから送付する必要があります。
早ければ即日でアカウントを開設し、取引を開始できます。

次に、ビットコインを購入するための入金を行います。
自分の銀行口座からビットコイン取引所の自分の口座番号へ送金を行います。
送金額はとくに制限が無い事が多く。1000円単位などの少額からでも行うことができます。

最後に、実際にビットコインを購入します。
ビットコインは2017年8月現在1BTC約30万ですが、100円分から購入する事も可能です。
ビットコイン取引の最大の特徴は24時間365日レートが動き続けていると言う事です。
ドルやユーロ、円などのFXの場合、土日はレートを更新していないため、外貨の売買を行うことが出来ませんが、ビットコインの場合はこういった時間での取引も可能です。

また、FXや株式と同様に指値や逆指値などの注文を行うことも可能です。
指値注文、逆指値注文とは、例えば『1BTC=10万円になったら買う』などあらかじめレートを指定しておく注文方法です。
さらに、一部の取引所ではクレジットカードでビットコインを購入できるところもあります。

 

ビットコインを補完する


ビットコイン取引所で購入すると、通常はその取引所が自分のビットコインを管理している状態になります。
ビットフィネックス事件のような取引所へのハッキングを防ぐため、国内の取引所はビットコインの保管を徹底しています。
例えば、国内最大手のbitFlyerの取引所システム『bitFlyer Lightning』では大手金融機関よりも強度の高い暗号化通信を採用し、80%以上のビットコインをコールドウォレットで安全に保管しており、さらに複数署名を必要とするマルチシグにも対応しています。

ただ、万全を期しても取引所にハッキングされてビットコインが流出するリスクは0ではありません。
また、ビットコインを実際に外のお店などで使いたいという方もいます。
そこで、購入したビットコインを自分のスマートフォンなどのウォレットに移して保管すると言う方法もあります。

自分のウォレットで管理する場合は、一層の自己管理の徹底が必要です。
使っているスマートフォンを紛失した時に備えて、復元パスフレーズは絶対に控えておくことが必要となります。
そうすれば仮に紛失してもこの復元パスフレーズを覚えておけばアプリを入れなおして復元が可能です。
一方取引所に保管しておくと、ログインIDやパスワードを失念しても、運営会社に本人確認などを行うことでアカウントを復活できます。
それぞれのメリットデメリットを認識して用途に応じて使い分けましょう。