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ビットコインの仕組み②

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前回記事

new-glg.hatenablog.com

 

 

 

 

ビットコインの通貨単位『BTC』


ビットコインは通貨なので、円やドルと同様に通貨単位があります。
ビットコインの通貨単位は『BTC』と呼ばれるもので5BTCのように数字のなとに着けられます。
2017年7月現在、1BTCは25万円前後です。
また、ブルームバーグなど一部金融情報メディアなどでは表示を『XBT』とするところもあります。

通常通貨は戦闘2文字が国の記号となっており(『US』D、『JP』Y)管理が国と独立しているものについては戦闘をXにします。
例えば、金はXAU(AUは金の元素記号)、銀はXAGと表示するのと同様です。

また1BTCが10万円を超えており、日常で使用するにはより小さな単位での表示が必要と言われています。
そこで1ミリビットコイン(mBTC)という単語も使用されるようになりました。
『1BTC=1000mBTC』となり1mBTCは日本円で約250円前後です。

使いやすい単位の為、今後標準単位になる可能性があります。
ビットコインが普及すれば円表記のほかに『牛丼=2mBTC』と掲げるお店も出てくるかもしれません。

ちなみにビットコインの最小単位は、ビットコインの考案者サトシ・ナカモトに由来する【Satoshi】で『1BTC=100.000.000Satoshi』です。
ただこの最小単位は日常の送金であまり使われることがありません。
この他『μBTC(マイクロビットコイン)』という呼び方もあり『1BTC=1.000.000μBTC』で計算されます。

1BTC 約25万円
1mBTC=0.001BTC 約250円
1μBTC=0.000001BTC 約0.25円
1Satoshi=0.00000001BTC 約0.0025円

※2017年7月現在

 

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

 

ビットコインの価格変動の動向


ビットコインの価格は、主に受容と供給できまります。
需要が増えれば価格が上昇し、受容が減れば価格も下落します。
ビットコインがスタートした2009年以降、しばらくは市場価値がなく、一部の暗号通貨に興味がある人たちの間だけで取引が行われていました。
ビットコインに初めて値段がついたのが2010年8月17日で、この時1BTCは0.0769ドル(約6円)でした。

その後、ビットコインの高まりとともに価値は上昇していきます。
2011年には0.3ドル(約24円)2012年には5.2ドル(約400円)、2013年には13ドル(約1.126円)と急激いその価値が増大しました。
そして2013年末には1.100ドル(約11万2000円)を超えるまで上昇しました。


これは海外の資本流出が加速したことが原因とされています。
特に中国国民が自国通貨の人民元から別の物に移そうと言う流れが加速し、ビットコインに注目が集まった為です。

その後2015年には大きく下落する場面も見られましたが、それ以降再び上昇し、フィンテックブームの流れとともに再び1000ドルを超える展開を見せました。

現在は中国はもちろんのこと、日本国内でもビットコイン取引所が増え、より手軽にビットコインの取引を行う環境が整いました。


ビットコインの価格は今後さらに上昇すると主張するアナリストもいます。
日本でも法規制が進み、ビットコインが一般の人達に浸透すれば、さらに価格がじょうしょうする可能性が秘めています。

 

ビットコインのリスク


順調に規模を拡大してきたビットコインですが、もちろんリスクもあります。


①変動リスク
ビットコイン自体の価格変動がかなり大きいと言う点です。
他のドル円やユーロ円と比較しても価格変動は大きいと言われ、1日で数%変動する事は良くあります。

②信頼リスク
ビットコイン自体が信頼されなくなるリスクがあります。
現在ビットコインは処理能力の問題などを抱えており、将来的には別の仮想通貨が台頭するのではないかと言われています。
そうなればビットコインの価値も著しく下落します。

③取引所リスク
ハッキングや不具合などが起こる可能性も0ではありません。
さらに取引リスクにも気を付けた方がいいです。
国内でもビットコイン取引所は複数あり、気軽に購入できるようになりました。
通常購入したビットコインは取引所の口座で保管されます。
この場合、ビットコインのシステム自体は正常でも、取引所へのハッキングなどによりビットコインが流出する恐れはあります。

④管理リスク
ビットコインを自分のウォレットに移した場合、そのウォレットへのハッキングなどによりビットコインが流出するリスクもあります。
また、ウォレットのパスワードを忘れると二度と復元できません。
スマートフォンをなくしたり買い替えたりしたときに、パスワードや秘密キーを紛失し、復元できなかったと言う人も実際にいます。
管理には細心の注意を払う必要があります。