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ビットコインの仕組み

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ビットコインが新規発行される仕組み


ビットコインは管理者が不在で、あらかじめ決められてルールに従い動き続けています。
通貨の新規発行についても上限もあらかじめ決められており、誰かの手によって供給量がコントロールされないようになっています。

新規に発行されたビットコインは、マイナー(採掘者)と呼ばれる人によって発行されます。
マイナーとはビットコインのネットワークのうち、ブロックチェーンの維持に参加している人の事です。
条件は特になく、誰でもマイナーになる事ができます。

ビットコインの取引は過去から現在まで全て記録されかつ、公開されています。
この取引が適正な物かどうかを判断し、ネットワークに承認する作業を行う事で、ビットコインが与えられます。
この『お金がもらえる』と言うことがご褒美になって、多くの人がビットコインネットワークに貢献し、ビットコインのシステム維持ができる仕組みとなっています。

マイナーへの報酬として支払われる新規発行ビットコインは役4年ごと(21万ブロックごと)に半分となる事があらかじめ決められています。
運用開始後は1ブロックあたり50BTCでしたが、現在は1ブロックあたり12.5BTCの新規発行が行われています。


最終的に2140年ごろには発行上限に達して新規発行はなくなる予定です。
その後、マイナーは各取引を承認したことによる手数料だけを受け取れる仕組みとなっています。

 

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採掘で行われる作業


採掘は新規発行されるビットコインを採掘者に与える仕組みで行われているビットコインの取引が適正な物かどうかを判断して承認する作業です。
この作業を行わないと、世界中で行われている取引が枝分かれして『どれが正しい取引なのか』がわからなくなってしまいます。

従来のシステムでは。取引が行われるシステムで不正やエラーがないかチェックする管理者を置くのが一般的です。
しかしビットコインの場合は管理者が存在しないため、父性を行いづらくする仕組みが必要になります。
それが『ブルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work)』と呼ばれる仕組みです。

たとえば、誰かが勝手に『この取引を承認する』と言っても、ビットコインのシステムでは許可されません。
このブルーフ・オブ・ワークに基づいてのみ合意がなされます。

ブルーフ・オブ・ワークは、直訳すると『作業の証明』です。
コンピューターに莫大な計算を行わせて、一種のくじ引きをしている状態です。
具体的には、コンピューターにある条件を満たした数字を早く見つける競争を行わせ、その条件を満たした数字にたどり着いたコンピューターにビットコインの報酬(2017年現在は12.5BTCとトランザクションが支払った全手数料)が支払われます。

この時、そのコンピューターで新しい取引ブロックが生成され、その情報が世界中のネットワークに共有されます。

 

ビットコインの発行上限は2100万BTCまで


ビットコインは、あらかじめ 決められたルールに従ってシステムが自動的に運営されています。
これらのルールは基本的には、誰も変更する事はできません。
ドルや円などの法定通貨では、その国の中央銀行の判断によって通貨供給量をコントロールできますが、それとは異なりビットコインの場合は無限発行はできない仕組みになっています。

ビットコインは発行上限2100万通貨と決められています。
正確には20,999,999,976BTCです。
これ以上発行したら新規発行はできません。
これにより通貨の価値を維持して、過度なインフレを抑制する目的があります。
供給量が有限であるという点で、一部では金(きん)にも似ていると言われる事もあります。


ビットコインはそれを承認したコンピューターに報酬としてビットコインの新規発行を1ブロックごと(役10分おき)に行っています。
この報酬額は『21万ブロック』ごとに半減するよう定められています。
これはデフレを演出する為とも言われています。
21万ブロックは役4年の発行量にあたるので、4年に1回新規発行される報酬額が半分となるしくみです。
これを半減期と言います。

2009年運用開始時、報酬は50BTCでしたがその後、1回目の半減期で25BTCに半減し、2016年7月には2回目の半減期を迎え、12.5BTCとなり現在に続いています。
ちなみに2033年ごろには総発行料の99%に達する見込みです。

 

ビットコインの入手方法


ビットコインが稼働してしばらく、ビットコインを入手する最も一般的な方法はマイニングでした。
しかし現在では、個人単位ではなく組織・会社単位へとマイナーの規模が大きくなり、その中でも主要なマイナーに寡占がさらに進んでいます。
マイナー上位5社でシェアの過半数を握っています。

これらのマイナーは電気代が安価な中国国内などで、さらに専用のコンピューターを何台も用意して、大掛かりにマイニングを行っています。
そのため、今から自分たちが個人でマイニングに参加しても、ビットコインを入手する事が極めて困難な状況になっています。
普通のパソコンでマイニングに参加しても、ビットコインが貰える可能性はほとんどありません。

現在は、取引所からビットコインを購入する方法が手軽活一般的です。
日本国内にもビットコインの取引所(coincheckkbitflyerkなど)は多数存在し、これらの取引所では、円と引き換えにいつでもビットコインを購入する事ができます。
0.001BTC(役120円)単位で購入する事ができ、購入したビットコインは自分のウォレットへ移せます。

最近ではキャンペーンでビットコインを配布しているケースもあります。
大手ポイントサイトなどでも、獲得したポイントをビットコインに交換するサービスが次々と始まっています。
まず少額でもビットコインが欲しい方は、こういったサービスを利用するのも良いかもしれません。